カテゴリー「音楽」の7件の記事

2009/12/19

「MySoundユーザースペース」サービス終了

PC向け音楽配信サイトMySoundの音楽配信サービス、と音楽SNSサービス(ユーザースペース)が 12/22をもって終了します。

音楽著作権で保護された楽曲であっても、自分で楽器弾いたり打ち込だり歌ったりした作品をアップし皆さんに聴いてもらえるという素晴しいサイトですが、終了は残念です。

私も大昔に打ち込んだ拙作「アンドロメダ」と「元祖ヤマトのテーマ」をアップしました。ヤマト関連でもステキな作品が沢山アップされていて、PC使用時のBGMとしても有用でした。ヤマトに限らず沢山の曲を聴きました。

私も最後に、ドラムやパーカッションを思う存分派手にした「新コスモタイガー」を打ち込みたいなぁと思ってましたが、こうした公開の場が無いとモチベーションがあがりません。。。

素晴しい作品を提供して下さった皆さん、ありがとうございます。またいつか復活することを願っております。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009/12/17

復活篇オリジナル・サウンドトラック

のCDが届きました。

Yost

ヤマトの曲を聴けば映画のシーンが浮かぶし、映像を見れば音楽が浮かぶ、という程ヤマトには音楽が欠かせない訳です。

思えば過去においても、その作品ごとの曲がドラマを盛り上げていました。

盛り上げた曲と言えば個人的には、PART1劇場版は「地球を飛び立つヤマト」、さらばは「大いなる愛」、永遠には「新銀河誕生」、そして完結編は・・・ん・・・あ・・・難しいですが・・・「巨大戦艦ガルンボルスト」かなw。

ご存じの通り復活篇では、以前の作品の曲やクラシックが使われているのですが、CDのタイトルで言う「古代の帰還」を聞けばスターシャとサーシャが浮かんでくるし、「フライバイ・ ワープ」を聞けば、やっぱりニュートリノビームの中を反転するヤマトが浮かんでくるし、「新コスモタイガー2009」を聞けば、「新コスモタイ ガー」はハイハットがツッチーツッチーと鳴ってなきゃと思ってしまうわけで。

という事で、先日復活篇を見た時には違和感を覚えずにはいられなかったのです。

本日CDが届いて、楽曲解説を読みながら各曲を聴いてみると・・・不思議と復活篇のシーンが浮かんできてその世界に浸っていけるような感じがするのです。「古代の帰還(実は新たなる旅立ちの「別離」)」を聴くと、貨物船ゆきが浮かんでくるのです。

思えば以前の作品の曲だって、何度も劇場やテレビで見て、レコードを聴いて刷り込まれることによって曲と映像がマッチングしていった訳で。その刷り込みが下手に強い分、逆に今回違和感があったのではないかと。

ということで、もう一度劇場で復活篇を見る前に、このCDを何度も聴いて復活篇の音楽の世界にどっぷり浸っておこうと思います。同じ映画でもまた違う感動が得られるのではないかな~と。

※あくまで個人の感想です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/05/02

ヤマトの音楽

ヤマトTV DVD-BOXを購入したのを機に、TVシリーズを全話見直してみました。

PART1劇場版のDVDは時々見ていたのですが、TV版を見るのは本当に久しぶり。TV版は旧DVD-BOXも持っていますが、まとまった時間を取るのが難しく、なかなか見る機会は無いものです。

ビーメラ星、マグネトロン・ウェーブの宇宙要塞、バラノドン、リレー衛星、そして空間磁力メッキと、劇場版ではカットされたエピソードって結構あることに気づきます。しかしこれこそがマサにオリジナルのヤマト!やはりヤマトの真髄はTV版にありますね。

とは言え、劇場版にはTV版には無い良さがあります。

それは音楽の使い方です。

シリーズを問わずヤマトの名シーンと言えば発進シーンです。さらばのそれも素晴しいですが、やはり発進シーンと言えばPART1。それもTV版ではなく劇場版です。ヤマト発進阻止のため冥王星基地から発射された超大型ミサイル、緊張のエンジンスタート、「右15度転艦!」のセリフとともに傾く第一艦橋から見える地平線(これ傾き方逆だと思うけど・・・)、統率のとれた主砲発射プロセスの小気味良さ、ミサイル破壊による大爆発後の司令長官の「ヤマトは・・・」のセリフ、そして爆煙から姿を現すヤマト・・・。この映像・セリフと、BGM「地球を飛び立つヤマト」のマッチングが完璧! 映像にあわせて作曲したのか、曲にあわせて映像を作ったのか、それとも偶然のなせる業なのか。

しかしTV版では、発進シーンの大部分はサスペンス調のBGMが流れています。これはこれで緊張感はあるのですが何かが足りない。そう、「地球を飛び立つヤマト」の劇場版では、14万8千光年の旅に飛び立つヤマトの躍動感、冒険心、希望が伝わってくるのですよ。同じシーンであっても、音楽の違いでドラマの盛り上がり方が全く変わる典型的な例だと思います。

TV版制作時よりも音楽の使われ方が洗練されているのでしょう。劇場版では、アルファ星のコロナを波動砲で撃つシーン、ガミラス本星の濃硫酸の海に潜り地下火山脈を探すシーンといった重要な所でも、TV版とは異なり「地球を飛び立つヤマト」が使われています。

私にとって最もヤマトPART1を象徴している音楽が「地球を飛び立つヤマト」であり、ヤマトにおける音楽の重要性を感じる曲であるのです。


ヤマトにとってこれほど重要な音楽が私の人生に与えた影響は大きく、カラオケで歌ったり、市販CDのほとんどを所有しているのはもちろんのこと、なんとかその音楽を自分で再現したく、Desktop Music全盛のころにはCDを耳コピしてコンピュータミュージックとして打ち込んだものです。

当時、パソコン通信Nifty Serveの MIDIフォーラムに私がアップロードした作品は全部で3つ。ペパクラアンドロメダ完成時の記事でも紹介した「アンドロメダ」の他に、「元祖ヤマトのテーマ」と、「FIGHT!コスモタイガーII」があります。

「元祖ヤマトのテーマ」は、その名の通りシリーズ全編を通して、ここぞ!というシーンで必ず流れる、「地球を飛び立つヤマト」に並んで私が最も好きな曲のひとつです。MIDIデータとして打ち込んだ当時は、CDとして音源が発売されておらず、LD-BOXのボーナストラックに収録されていたものをMDに録音して繰り返し聴いていました。原曲はモノラルであり、モノラルであることがPART1特有の雰囲気を出しています。私のデータではあえてステレオとしたのですが、やはりモノラルのままにしておくのが良かったのかもしれません。またイントロのギターももっとエフェクトをかけていたつもりだったのですが、今MIDI音源(SC-88Pro)で再生するとそうでもない。修正したいですが、SC-88Proの使い方をすっかり忘れてしまった今ではそれも難しく・・・。合いの手のブラスは派手にやりました。

「FIGHT!コスモタイガーII」は私が初めてMIDIフォーラムにアップロードした曲です。コスモタイガーのテーマとしては、新たなる旅立ちで「新コスモタイガー」と言う爽快感あふれる曲が発表されました。ヤマトよ永遠にの中間補給基地のシーンでは素晴しいシーンを演出し、その後のヤマトIIIでも多用されたのですが、なにぶんアップテンポな曲なので、コスモタイガーが登場するシーンは全て能天気な感じになってしまった印象がありました。続く完結編でこの曲が発表され、都市衛星ウルクでのあの緊張感ある攻防戦が生まれたのです。もしそのシーンの音楽が「新コスモタイガー」だったら・・・。

「アンドロメダ」は今聴くと、ブラスがトガリ過ぎですね。少し抑え目に変更したいけれど、それも今はもう・・・。でもストリングスのパートは結構気にいってます。ベースやドラムロールを再現するのが楽しかったような。エフェクタの無いSC-55でしたので、ギターのエフェクタっぽい表現は大変でした。模型を作ったり音楽を打ち込んだりと、私のアンドロメダ好きもよっぽどですね。

データを打ち込むのはそれはそれは大変な作業でした。楽譜は無く、あるのはCDやMDだけ。そもそも私には大した音楽の知識も経験も無いので(経験は、小中学校の音楽の授業と、大学サークルの合唱部だけ。)、CDをPCでサンプリングし、再生速度を変更したりエフェクトをかけたりあらゆる手段を使って、鳴っている音の1音1音を、音程、音の立ち上がりの速さ、音量、音量の変化、音色、音色の変化、音の長さ、歯切れ良さ、などといった尺度から聴き取り、数値データとして打ち込んでいく・・・。もちろん1音1音だけではなく、各楽器間での音量・音色のバランスや曲全体でのメリハリ、テンポの変化、ちょっと走り気味にしたりタメを作ったり。曲の表情付けで一番重要なのは、音量でも音色でもなくゲートタイム(音符の長さの中でどれだけの時間発音するか。平たく言えばテヌートなのかスタッカートなのか)だ!、なーんて感じながらやってました。そこには理論も何もなく、ただ私が聴こえた通りに打ち込むだけ!というチカラワザでした。楽しかったけど、今考えると良くもまぁこんなことやっていたもんです。

ということで、「アンドロメダ」「元祖ヤマトのテーマ」は、当時のデータそのまんま現在音楽配信サイトMy Musicへアップロードしてありますので、お暇な方はぜひお聴き下さい(今はソフトをインストールしなくてもブラウザだけで聞けるようです)。音楽をやっている人の作品とはとても比べられない、素人丸出しの自己満足のものでしかありませんが。「FIGHT!コスモタイガーII」は当時の愛機X68000XVIが壊れて以来データを永遠に失ってしまったので、今となっては聴くことができないのが残念です(誰か当時のデータ持っている人がいたら送って~)。



「新コスモタイガー」、「デスラーズパレス」、「第18機甲師団」、「自動惑星ゴルバ」、「二重銀河」、「新銀河誕生」、「立ち上がれ!!ヤマト」、「巨大戦艦グロデーズ」、「出撃と進撃」 、「超巨大戦艦ガルンボルスト」、などなど iPodに溜め込んだヤマトの曲を聴くたびに打ち込みたいなぁと感じますが、サスガに今はそれをやるだけの根気も時間もありません。打ち込みマシンのX68000も既に無いですし。

でもいつか、渾身の1曲の「地球を飛び立つヤマト」やりたいものです。でも今1曲だけやるなら「超巨大戦艦ガルンボルスト」かな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/21

5296

行ってきましたコブクロ  LIVE TOUR '08 "5296" in 日本武道館(2日目)。

ラッキーなことにアリーナA8(の後ろの方)!

以下ネタバレありです。


続きを読む "5296"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/03/26

第158回サンデーコンサート

今回から宮川泰さんにかわり(マツケン・サンバIIでお馴染み)ご子息宮川彬良さんが交響組曲ヤマトを指揮する日本フィルのサンデーコンサート。その公演日は宮川泰さんの亡くなった5日後。私はこのコンサートの存在を前から知りつつも行くつもりはなかったのですが、これには何かを感じずにはいられず、急遽前日にチケットを予約し行ってきました。

SN320032


6200円と高額ではありましたが、思い切って行って本当に良かった。行っていなかったら今ごろ大後悔していたことでしょう。

第一部は懐かしいポップスを中心にした構成。E.T.のテーマとの融合が絶妙だった「見上げてごらん夜の星を」、彬良さんの楽しい解釈とそれを巧みに表現する平原まことさんサックスの「あんたがたどこさ」。「マツケン・サンバII」ももちろん。そして「ウナ・セラ・ディ東京」、「恋のバカンス」と宮川泰さんの曲が2曲も含まれているのも何とも不思議。

そして第2部は宇宙戦艦ヤマト放映30周年スペシャル!!

彬良さんご自身がこの交響組曲が大好きで毎日LPを聴いて一人の音楽少年として影響されてきたとのこと。そんな彬良さんが指揮するのですから素晴しくないハズがありません。

曲目の詳細は後述しますが、基本的にはアルバム交響組曲ヤマトの曲を忠実に再現したものでした(泰さんは曲を書いたら書きっぱなしで楽譜がなかなか見つからず、その再現には苦労したそうですが)。私はヤマトの曲を生オーケストラで聴くのは初めてでしたので、その迫力、美しさに感動し、東京芸術劇場大ホールに広がるヤマトの音楽の世界に深く入り込んでいきました。

ささきいさおさんの歌もありましたし、松本零士さんによる宮川泰さんに曲を依頼しに行ったときのエピソード話あり、泰さんの駄洒落エピソードなど父親譲りのちゃめっけたっぷりの彬良さんのトーク・・・、本当に楽しいひとときでした。

圧巻はパイプオルガン生演奏による白色彗星のテーマ。まさに私もなんとか自分で弾いてみようと繰り返し聴いた(もちろん私が弾くのは全く無理ですが)あのアルバム「さらば宇宙戦艦ヤマト」そのまんまの曲です。場内を暗くする演出もあり、パイプオルガンのあの独特な響きと力強さ、迫り来る脅威・白色彗星の緊迫感・恐怖感、そして彬良さんのこの曲への辛い思い?も重なって、会場は荘厳な何とも言えない雰囲気となっていました。

そして彬良さんからこれからも交響組曲ヤマトを再現するコンサートを日本フィルとやっていくという力強いお言葉が。頼もしい!!!

泰さんと彬良さんのことを私は全く知る由しもありませんので半端なことは書けませんが、父親が作曲した曲を息子が編曲して演奏するような関係てなんて素晴らしいのでしょう。正に親子として生まれてくるべき親子だったのでしょうね。長嶋親子にも貴乃花親子にもできない芸当でしょう(笑)。

宮川泰さんは亡くなりましたが、宮川さんが書いた曲はこうして彬良さんの指揮によって演奏され、CDやアニメのDVDの中で再生・演奏されることによってこれからもずっとずっと残り人に感動を与えていくことでしょう。音楽っていうものは本当に不思議で素晴らしいものです。

今後の彬良交響組曲ヤマトへの期待。「ヤマトのテーマ」や「イスカンダル」もいいですが、個人的には彬良さんご自身が作曲なさった交響組曲宇宙戦艦ヤマトIIIの「第18機甲師団」をぜひやっていただきたいです。そして私の一番好きな「出発(たびだち)」ならぬ「地球を飛び立つヤマト」も。ヤマト以外の彬良さんの曲ももちろん楽しみです。

宮川泰さん、お疲れさまでした。そして素晴らしい曲を沢山残して下さりありがとうございました。


以下に曲目と拙いコメントを。

第一部「アキラさんとともに!!ポップスの魅力」

・見上げてごらん夜の星を

 曲の始まり方が映画E.T.のテーマみたいだなぁと思っていたら正にその通り、見上げてごらん夜の星をと、E.T.のテーマを融合した曲でした。意外とあいますね。

・ニューシネマパラダイス

 この映画を見たことはないのですが、何か心が穏やかになる曲でした。

・さっちゃん

 さっちゃんが行く遠くってどこなのか、を彬良さんなりに解釈した1曲。

・あんたがたどこさ

 タヌキを煮て焼いて食って、それを木の葉でちょいと隠す、に隠された1文を研究したアレンジでした。その研究成果も平原まことさんの素晴らしいサックス演奏があってこそ!本当に楽しい曲でした。

・ウナ・セラ・ディ東京

 当時には珍しくメロディが先で歌詞が後というエピソードが聞けました。

・恋のバカンス

 原曲とは全く違う彬良さんのアレンジ。泰さんの曲をアレンジするときはすごくコってしまうそうです。

・マツケン・サンバII

 前半最後はやっぱりこの曲。マツケンさんがいないマツケン・サンバです。

第二部「宇宙戦艦ヤマト放映30周年スペシャル!!」

・無限に広がる大宇宙

 交響組曲の「序曲」ですね。スキャットのかわりに平原さんのサックスでメロディが奏でられました。パンフレットでは「無限に広がる大宇宙」となっているのはご愛嬌(笑)。

・宇宙戦艦ヤマトのテーマ

 ささきいさおさんご登場。生のささきさんの声は声量も伸びもハリもあって本当に素晴らしいですね。テレビそのまんまです(笑)。感激しました。この日の衣装は、いつか宮川泰さんの指揮で紅白で歌うために作っておいたものだそうです。それが実現することはもうなくなりましたが、ぜひ彬良さんの指揮で今年実現させたいですね。

・決戦

 ブラックタイガーのテーマですね。パンフでは「アイディアの集積が醸し出すまとまりは天才の成せる技」とありますが、演奏しているオケの方々の演奏っぷりからもそのアイディアの数々が見えてくるようでした。

・大いなる愛

 本当に奇跡の様に美しいメロディの曲です。「さらば宇宙戦艦ヤマト」のラストシーンを思い出すだけにツライ曲でもあります。「さらば」のアルバムとは異なり、曲の最後がヤマトのテーマで盛大に終わるアレンジです。

・真っ赤なスカーフ

 オーボエ(だったかな?)で始まるアニメのエンディングバージョンのアレンジで、もちろんささきいさおさんの歌です。この曲はやはりこのアレンジがいいですね。今のささきさんは宇宙戦艦ヤマトのテーマを歌うよりも、この真っ赤なスカーフの方がうまく歌い上げているなぁと感じました(生意気言ってすいません。。。)。エンディングと違う部分は「ワワワワー」という男声コーラスが入っていないことかな(笑)。

・白色彗星のテーマ

 東京芸術劇場のパイプオルガンでの生演奏。「さらば」の時は当時高校生の彬良さんが28テイク6時間もかけて泣きながら収録したそうですが、今回は女性が演奏していました。生のパイプオルガンだけの演奏には猛烈に感動し身震いしました。

・イスカンダル

 最初のメロディで使われるポーっとした音のバスフルート(でっかいフルートでした)は、当時東京には1台しかない珍しいものだったそうです。こんな綺麗なメロディの曲がBGMの1曲として使われていたのは贅沢だと彬良さんはおっしゃってましたが、その通りです。

・大ディンギル帝国星

 「宇宙戦艦ヤマト ファイナルへ向けての序曲」から。泰さんから短いメロディを与えられ、これで怖い曲を作ってくれと頼まれて出来た曲だそう。「ファイナルへ・・・」を作ったあと、完結編の脚本が大きく変わりこの曲も使われず幻の曲、というお話でしたが、この曲をモチーフにした曲は劇中でも沢山使われていました。ティンパニではじまりティンパニで終わるこの曲は圧倒的な迫力でした。

・明日への希望

 「無限に広がる大宇宙」のメロディから始まり、この曲の特徴的なメロディが繰り返され、ヤマトのテーマで終わる曲。泰さんも彬良さんも交響組曲の中で一番好きだそうです。劇中に使われた曲ではないので(パート2以降のどこかで使われた気もしますが)なじみはないですが、私も好きです(一番ではないですけど)。

アンコール

・若いってすばらしい

 私が生まれる前の曲ですが、昭和のいい時代の頃の感じがしていいですね。今の時代ではこういう曲は生まれてこないでしょうねぇ。

・宇宙戦艦ヤマトのテーマ

 ささきいさおさん再び登場。やはりアンコールにはこれが来ましたね。大変盛り上がりました。

・メモリーオブユー(ベニー・グッドマン作曲)

 泰さんへおくる曲として、彬良さんと平原さんだけで演奏。私はこの曲を知らないのですが、お二人の演奏にジーンときてウルウルきました。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/12/21

Ken's Bar Special in TOKYO DOME

会社をとっとと抜け出して、行ってきました Ken's Bar Special in TOKYO DOME!

45分の休憩を挟む2部構成で、前半はご本人曰くお葬式の様なしっとりステージ、後半はノリノリステージということでしたが・・・。

堅さんもお疲れ気味だったのか、前日の人間失格状態から抜けきれていなかったのか(笑)、前半の1、2曲目は音程ぶら下がり気味でしたが、3曲目くらいからはエンジンもかかってきた様で高音の伸びも堅さんらしくなり、前半のクライマックス「思いがかさなるその前に」には絶好調の堅さんに!

後半での驚きは桑田佳祐「白い恋人たち」のカバー。堅さんの歌うこの曲もいいですね。

オリジナル曲にカバー曲、いい曲ばかりでしたが、曲の良し悪しなんか超越して、どんな曲であっても堅さんが歌えば素晴しい曲になるのがスゴイところ。それほど堅さんの声には世界随一の価値があると思います。「キミはともだち」の一番最後の「アーウ!」ですら美しすぎます。

「LOVE LOVE LOVE」「KISS OF LIFE」「POP STAR」などノリのいい曲も沢山歌ってくれましたが、私自身はどうも今一歩乗り切れませんでした。思うにドラムスセットもコーラスもいないシンプルなバンド構成のしっとりとしたKen's Barには、東京ドームは広すぎたのではないでしょうか。

SN320026

私の席から堅さんまではあまりにも遠かった・・・。堅さん、米粒にすら見えず・・・(写真は休憩時間中のものです)。

でも茶目っ気のあるキャラから繰り出すトークも相変わらず楽しく、堅さんのその美声を久々に堪能できて満足です。ちょうど今日は結婚披露宴の2周年でいい記念になりました。次は通常のライブツアーに行きたいですね。

1/14 に WOWOWで放送されるそうです。要チェック!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/11/11

cELEBRATION

槇原敬之さんのオーケストラとのコラボコンサート「cELEBRATION 2005 ~Heart Beat~」に昨日行ってきました。

c40a29315557a21803299917d8ff92f2

オーケストラとのコラボとは言っても、マッキーの名曲が交響曲風にアレンジされてしまって「これマッキーの曲だけど、いつも聴いているのと全然違う~」というものではなく、マッキーの楽曲の雰囲気はそのままに、オーケストラとコーラスが加わってスケール感や迫力、音楽性が増したコンサート、という感じでしょうか。ですのでおカタくならずにノリノリで望めます。

妻がマッキーのライブに相当ハマったらしく、実は今回のツアーに行くのは初回公演に続いて2回目。この2回では曲構成やアンコールの構成が違っていて、ツアーの間でもライブの内容は変化していくものなのね、と感心。

初日は3回あったアンコールも、今回は1回に集約されてました。私の中では、アンコールの回数が多いほどお客さんも演奏家側もものすごく盛り上がった結果だ、という考えがあったので、1回のアンコールはちょっと物足りなく感じましたねぇ。

コンサートは2部構成で、後半はハート・ビートとのサブタイトルの通りノリノリの曲のオンパレードで大盛り上がり。私もカラオケでよく歌い大好きな「SPY」~「どうしようもない僕に天使が降りてきた」のノンストップノドレー形式の部分は個人的に一番盛り上がりました。

そして今日はWOWOWで千秋楽を生中継で見られ、昨日の感動を家で再体験できるとは何とも贅沢。しかし、アンコールの前で放送が終了。これではアノ曲が聴けないではないか~!

コンサートは大満足でぜひ次回も行きたいと思いましたが、帰宅したあと面白い疑問点が浮かびました。

「どうしようもない僕に天使が降りてきた」で、「昔の恋人のくれた目覚まし時計」を使っていたのは、「僕」なのか「彼女」なのか。

私はそれは「彼女」だと何の疑問も持たず思っていたのですが、妻曰くそれは「僕」とのこと。へ?そうなの?????

確かに歌詞をストレートに読んでいくと、「僕」が昔のカノジョにもらった時計をいつまでも使っているので、「彼女」が怒って家を飛び出して壊してしまい、「僕」が「彼女」なだめて家に連れ戻す、と解釈できます。

しかしそれはあまりにストレートすぎ。昔のカレにもらった時計を「彼女」が使っていたことに「僕」が腹をたて、「彼女」はギャクギレで時計を持って家を飛び出す。「彼女」は昔のカレの思い出のつまった時計を自分自身で空に投げて壊し、それを見送る。

「愛を勘違いしないでください」というのは、恋愛というのは、新しい恋人ができたからといって昔の恋人との思い出(つまり時計)は全て捨て去るのではなく、昔の思い出や経験があるからこそ、そこから学びがあって新しい恋愛が素晴らしいものになっていくものなのよ、ということなのかと思っていたのです。

でもやはり「僕」が昔のカノジョの時計を持っていて「彼女」が怒った、というのが素直な解釈なのでしょうね。仮に「彼女」の時計で「彼女」が逆ギレしたのにそれをなだめるために「僕」が部屋の掃除を全部やるというのもあまりに「僕」の立場が弱すぎますし。

マッキーさんご本人も、どちらかの視点で書いたのか、あえてどちらにも解釈できるように書いたのか、そのあたりはどうなのでしょう。でも妻曰く、正解は無くて曲を聴いて感じた通りに解釈すればいいとのこと。まさにその通り。

同じ曲でも感じ方が違うというのも面白いものです。その人の恋愛感や、女性か男性か、ということでも違ってくるのでしょうね。皆さんはどうお考えでしょうか。

ちなみに、我が家では100%夫が掃除機がけ係をやっております(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)