ヤマト復活篇 Blu-Ray到着
発売延期になっていたヤマト復活篇のBlu-Rayがようやく届きました。
パッケージは小林誠さんによる復活中のヤマト。これがなんともカッコいい。ヤマトって戦艦大和の殻を破ってカパっと生まれてきたので、こうした形での建造(修復)シーンってとても新鮮です。
劇場以来ひさびさに見る復活篇ですが、CGで描かれたメカや美術はBlu-Rayで見ても本当に素晴しいです。メカの描写もアニメっぽさとリアルさのいいバランスのとこついてますし。宇宙に漂う小惑星や船の残骸なども、手書きではとてもできない宇宙の広がり感を見事に表現していて、これもCGならでは。こういう細かい所への作りこみを Blu-Rayでは何度も堪能できていいですね。
CGのヤマトもホントいい形しています。今までのヤマト作品では、遠くからのアングルであってもどうしても手書きによる極端なパースがついていましたが、CGならではのより現実的なアングルやパースのヤマト(文章での表現が難しいですけど)も、とにかく新鮮です。
こんなご時世の今、お金と人を集めて、よくここまでの作品を作ることができたもんです。
さて本編以外の映像特典ですが、小林さんと湖川さんによる、ほとんどが監督についての話の座談会が面白いです。小林さんって胎動篇の時の映像とは全く雰囲気が違いますねぇ。そして湖川さんのヤマトへの熱い思いは意外でした。ヤマトよりもイデオンやザブングルの印象が遥かに強かったので。
座談会の司会は評論家の氷川竜介さん。超合金魂アンドロメダについて氷川さんがtwitterでつぶやいた時に、私のペパクラアンドロメダにも触れていてちょっと驚いたなんてこともつい先日ありました。
そして映像特典に収録されるハズだったもうひとつのエンディング(地球滅亡篇)が、カットされたのは非常に残念なんですが、湖川さんによる新作カットもあるというディレクターズカット版では、地球滅亡篇を真のエンディングとする、ということなんでしょうねぇ。
アマールへ移住しようとして亡くなった人々や、なんとかたどり着いた人々のことを思うと、(とりあえず)この作品では地球滅亡で良かったかと。本作に続く第二部があるという前提での話ですが。。。
劇場版では展開が唐突だった部分などが、ディレクターズカットではつじつま合うようになればいいな・・・と発売される日が来ることを祈りつつ、それまでこの劇場版復活篇での映像を楽しんで新しい発見をしたいと思います。
最後に、
おまけのフィルムは雲間の後ろ向きヤマトですが、こんなシーンあったっけ・・・???
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コメント
おお、出ましたか。
やはりあれだけのCG作品はBDで視聴したいですね。いまBDレコーダー購入のためにお金貯めてますが、ついつい余計な物ばかり買ってしまってお金がなかなか貯まりません(´;ω;`)
おまけでフィルムというのはエヴァでもありましたね。最近のアニメのおまけのトレンドなんでしょうか。
自分も掲載画像のシーンはピンとこないですね(笑)
投稿: quogli | 2010/07/24 22:50
quogliさん
フィルムはトレンドなんでしょうけれど、今のデジタルの
映画でフィルムって使うんでしょうか・・・。
ぜひBDレコーダーを購入して素晴しい映像を見てくださいね!
投稿: BUTCHY | 2010/07/26 05:43