ガルマン・ガミラスの系譜
月刊ホビージャパン2009年6月号は、約1年ぶりに宇宙戦艦ヤマト特集(第3特集だけど)。前回は地球防衛軍特集だったのに対し、今回はガルマン・ガミラスとまたいい所をついてます。
まず圧倒されるのは三段空母。新天地を目指して宇宙を旅するガミラス艦隊最終形の三段空母というコンセプトが素晴しいです。直線、曲線の融合、ガルマン・ガミラスへの流れも含んだデザイン、大戦中や現代の空母も思わせるゴテゴテ感。私個人的にはさりげなくある瞬間物質移送機がメカメカしくて好きです。
そして、さらばのデスラー艦、デスラー艦+戦闘空母の臨時デスラー艦、SOY-YA!!さんによるPS版を盛り込んだデスラー戦闘空母と、歴代デスラー艦の変遷も見られます。どうせならば初代デスラー艦があっても良かったかも。
それからガンマン・ガミラスの新型デスラー艦。原作では全長1.3kmの設定の巨大艦も、デザイン的にはそこまで大きくは見えなかったのですが、当ブログにも来ていただいたことのある緋村伊織さんの妄想で巨大感あふれる動くデスラーズパレスとなっています。特に前方上方から見たアングル、大迫力でカッコイイです。アニメでもこのデザインだったならば、その存在感だけでボラー連邦のブラックホール砲に勝てたことでしょう。
最後にガルマン・ガミラスの大型戦闘艦。劇中でも活躍した印象が殆どない地味な存在なのですが、私は板橋デザインのガルマン・ガミラス艦隊の中で、実はこの大型戦闘艦が一番好きです。特に上方前方斜めパースの設定画は大変美しく、私自身ペパクラで作ってみたいと思うほど。
作例の基となっているバンダイのプラモデルは、その斜めパース図とは若干印象が異なる側面図、前・後面図をベースとしているのか、ずんぐりむっくりなのが残念ですが、とみたけたかゆきさんの作例ではその解消のための加工をしてらっしゃいます。
ですが、私もこの美しさをなんとか立体にしたい。ただこの大型戦闘艦は全長492mというヤマトやアンドロメダの倍近いインフレ設定なので、アンドロと同じ1/350で作ると全長1.4m。これはありえないです。。。
特集の最後にある宮武一貴さんのインタビューでは、ヤマトやアンドロメダのデザインに関するコメントでは目新しいところはありませんが、ちょっとだけ新作ヤマトに触れている所は要注目かも。
最近あまり雑誌を買わなくなっている私ですが、久しぶりにホビージャパンを購入しました(毎月ヤマト特集やってくれれば毎月買いますが)。ヤマトファンの方はぜひどうぞ。
| 固定リンク
« リンク追加 | トップページ | ひさびさにメタセコ »
「宇宙戦艦ヤマト」カテゴリの記事
- ヤマトよ永遠にREBEL3199について考える(2023.12.03)
- ヤマト2202(2018.09.21)
- アンドロメダ2202 トゥーンレンダリングその2(2017.04.24)
- 1/1000 地球連邦航宙艦隊プラモデル(2017.04.03)
- アンドロメダ2202 トゥーンレンダリング(2017.04.01)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
ギョギョギョ!?
急遽チェックしてみます!
ホビージャパンももう10年以上は見てないな・・・。
投稿: quogli | 2009/05/05 00:05
quogliさん
ホビージャパン誌は、10年前とは冊子の大きさも変わっていますのでご注意を!
投稿: butchy | 2009/05/05 06:50