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2007年7月の4件の記事

2007/07/28

ひさびさに

メタセコイアを立ち上げてモデリング。まだまだお遊びの段階です。メタセコも半年ぶりくらいですが、今回は意外と操作方法を覚えていました。

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アンドロメダがコストを度外視してただ一隻だけ建造されたのに対し、低コストのためアンドロメダの装備を簡素化して大量生産したのがこの主力戦艦、つまりアンドロメダがガンダムならば主力戦艦はGM、と勝手に妄想し、紙アンドロメダのデータをモディファイして主力戦艦にしていきます(テレビアニメではアンドロメダも何隻か量産化が進められています)。


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ヤマトやアンドロメダとはまた違う魅力のある主力戦艦の艦橋部分。ここもアンドロメダの艦橋をベースにしています。


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そしてお約束。アンドロメダの全長275mに対し、主力戦艦は242mですので、同一スケールで並べるとこんな感じ。現状、メインノズルや主砲といった構造物は、アンドロメダと全く同一サイズのまま流用しているのですが、主力戦艦単体で見るとこれでもバランス的に悪くありません。

主砲などが流用できる、と言うことは、実はアンドロメダは特別な存在ではなく、主力戦艦とかなりのパーツを共有して作った意外とコストのかかっていない戦艦だったということにしても面白そうです。ただこの主力戦艦は、アニメ設定画の5面図に比べるとちょっと太めですので、主力戦艦をひとまわりスリムにして、アンドロメダを特別な存在へ押し上げるのもいいですね。アンドロメダは1/350ヤマトとの対比で10%大きくする予定ですので、それでバランスが取れるかな。

・・・なーんて考えながらモデリングするのは楽しい。

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2007/07/26

新旧超弩級戦艦対決

慣れないプラモデルを半年もかけてコツコツ作ってきた真の目的はもちろんこれ。同一スケールのヤマトとアンドロメダを並べることであります(喜)。

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超大型新造戦艦という設定のアンドロメダですが、ヤマトの全長265.8mに対してアンドロメダは275mと、実は全長の差はたったの10m。1/350スケールに換算すると、ヤマトが75.94cm、アンドロメダは78.57cmとその差はわずか 2.63cm。ヤマト通信班長相原義一がおっタマげるほどにはアンドロメダは大きくないのです。



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遠近感が出てしまっているのでアンドロメダの方が大きく見えますが、紙アンドロメダはほぼ設定通りの全長79cmながら、ヤマトは77cmと反則して 1cm長くなっているので、その差はさらに小さくなっています。アンドロメダは艦首のトンガリ鼻が長い分、船体自体はヤマトの方が長く、私の紙アンドロメダは、重さではもちろんのこと、大きさでもヤマトに圧倒されているという結果となっております(悲)。


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とは言え、波動砲発射口の大きさと全幅ではヤマトを圧倒しております。ただし、艦橋内部の広さは、設定に反して圧倒的にヤマトの勝ちです。でもいいんです。紙アンドロメダはデザイン優先ですので(笑)。


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波動エンジンのメインノズル、サブノズルの存在感でも、なんとかヤマトを凌駕できているようです。

それにしてもアンドロメダのデザインは洗練されています。両者の竣工時期はたった2年しか違いませんが、ヤマトは第二次世界大戦時の戦艦、アンドロメダは最新鋭のステルス艦、というくらい差を感じます。地球防衛軍司令部参謀が「いまどき煙突ミサイルなんて時代遅れ」と酷評するのもうなづけるところです。


お約束その1。太陽系外周艦隊旗艦として1年の任務を終えて地球へ帰還するヤマトと、地球防衛軍連合艦隊旗艦としてテスト航海のため地球を飛び立つ新造戦艦アンドロメダとのニアミス。お互い、譲るということを知りません。


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そしてお約束その2.「主砲全開!目標ヤマト!!」
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こうしてプラモデルのヤマトと並べてみると、ペーパークラフト・アンドロメダの弱点が見えてきました。

やはり全てを立体で表現しているプラモデルの質感、立体感は素晴しく、CADやイラレで描いたアンドロメダ表面のモールドや立体物の表現は存在感が薄く感 じられます。発色の素晴しいラッカー系塗料と、カラープリンタで印刷した紙の発色とで比較するには酷な部分もありますが。

とは言え、船体色のグレーや、モールド、陰影の表現などを、もっと存在感あるように描き込めば、ヤマトに負けないアンドロメダになるではないかとも思えます。

そして後は大きさ。やはりアンドロメダはヤマトを圧倒するぐらい大きくないといけません。ということで、公式設定での全長は無視し、アンドロメダは300m(=86cm)級の大戦艦ということにして、紙アンドロメダ10%増量計画を進めたいと思います。




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2007/07/23

宇宙戦艦ヤマト竣工

キット発売からちょうど半年、1/350宇宙戦艦ヤマトがようやく完成いたしました!


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艦首波動砲発射口の周りは、パテうめ、ヤスリがけといろいろいじった結果、波動砲口も一回り小さくなり、キットとは少し異なる印象となりました。が、やはりフェアリーダー部分は高さも幅も大きすぎるので、もう一回り削っても良かったかもしれません。


最後に悩んだのが、基本塗装後のウェザリングなどの表現をどうするか。このキットはキャラクターモデルではなく、1/350の大型艦船キットだと思っているため、派手なスミ入れや立体感を表現するようなグラデーション塗装などは不要と考えておりました。

しかし、1/350スケールということは、光源が作る影の部分も実際の1/350(面積で言えば1/350^2 =  1/122500)になる訳で、光と影が作る明度の変化量も実際の艦よりも浅くなってしまうことに。となると、立体感を表現するための塗装での演出はある程度あってもいい、ということで、船体色よりも濃いグレーでほんの少しだけスミ入れとグラデーション塗装を行いました。写真ではなかなかわからない程度ですが。


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いい写真が撮れたらまたアルバムにアップしていきます。

23年ぶりに発売されたヤマトの新作プラモデル。アニメのイメージを尊重しつつ、PS版のテイストをふんだんに盛り込んだ形状は賛否両論ありますが、こうして完成させてみると、1/350という大型キットのヤマトを新しくデザインするならば、完全なアニメ版でもPS版でもなく、こういう形状になるのが必然だとも感じます。

ショックカノン砲の可動ギミックは本当に素晴しいものです。しかし、アニメのイメージとはちょっと違う効果音や、手動での可動ギミックのための子供向け玩具の様なレバー類はやはり残念なところ。ただ、私のようなオジサン素人モデラーにとって、レバー類の省略加工などはいい改造ポイントになりました。

私が最後にまともにプラモデルを完成させたのは、ボトムズ放映当時のタカラ製1/24スコープドッグでしたから、こうしてプラモデルを完成させたのも本当に久しぶり、それこそ20数年ぶりのことです。私もプラモ作りででも結構イケるんではという気もしてきましたが、たぶん錯覚であり(笑)、半年間充分プラモ作りを楽しめましたので、ボチボチ本業のペーパークラフトに戻りたいと思います。

とは言え、このヤマトもウェザリングの表現や、それから艦載機についてもまだまだ手を入れる余地はありますので、気が向いたら手を入れてブログに記事を掲載していく予定です。

23年ぶりに素晴しいプラモを販売してくれたバンダイさんに感謝しつつ、ささ、ペパクラペパクラ。

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2007/07/01

ヤマト建造記:中央構造物その2

引っ掛けて壊さないようにと、もったいぶって今まで付けてなかった艦橋上部のレーダーアンテナを慎重に取り付けます。



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今までは旧戦艦大和の様なイメージでしたが、4枚のアンテナが付いてようやく宇宙戦艦ヤマトらしくなりました。

以前の記事にも書いたとおり、アンテナ取り付け部の赤い部分を1.5mmずつ幅をつめ、横にだだっ広い印象のアンテナを少しでも上下方向に長く見せるようにしています。私には大変な工作でしたが、私のイメージに少し近づきました。またこの部分はクリアパーツのため本来は発光するのですが、主砲の測距儀と同じくこの部分のイメージは赤なので、赤く塗って発光を殺しています。



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中央構造物には私なりのコダワリで他にも小さな変更をいくつか加えています。

・レーダーアンテナ付け根の小突起物の廃止

 オバQの口の様な変な楕円と円の凸モールドがあるのですが、なにか気持ち良くないので、ヤスって削りました。

・第一艦橋、第二艦橋側面の窓へのクリアパーツ取り付けの廃止

 写真でのオレンジに発光している小さく丸い穴の部分です。キットのクリアパーツは結構厚みがあるので、付けるとどうしてもおもちゃっぽい感じが出てしまいます。あえて付けない方が軍艦の窓らしくなると思います。

・第一艦橋と第二艦橋の間の六角形状物の穴あけ

 素人の私には大変でしたが、プラ板で作り直しました。

・同じく第一艦橋と第二艦橋の間の六角形状物上の小突起物の削除

 このキットの司令塔はちょっとアンバランスなくらい背が高いにも関わらず、第一艦橋、第二艦橋の高さが高いからか司令塔全体が高く見えないため、第一艦橋と第二艦橋の間を長く見せようと、第一艦橋直下にある突起はヤスって削りました。

・第二艦橋下側面の三連装パルスレーダーの様なものの、砲身の省略

・その直下にある四連装パルスレーザー砲台座へのハシゴ状エッチングパーツと丸いパーツの追加

・煙突赤い部分前面合わせ目箇所への縦スリット追加

・煙突付け根パルスレーザー台座坂道へのはしご状エッチングパーツの追加


・・・といろいろやっている割には写真を見えてもほとんどわかりませんね。でもいいのです。自己満足の世界ですから(笑)。

レーダーアンテナの上部には更に小さなアンテナや、第二艦橋の上にもアンテナの様なものがキットにあるのですが、面倒なのでアニメの作画ではほとんど無いものなので、省略しています。



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煙突上部の煙突ミサイル発射口のハッチは、パーツの成形色が赤で、キットでの作例でも赤く塗装しているのですが、アニメのイメージでのグレーで塗りました。この方がメカニカルな感じがして私は好きであります。



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組立工程はこれにて終了です。これで完成・・・かな?

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