発売されて久しくもう完成した人も多いでしょうが、私はようやくこれから本格的に建造開始です。
説明書通りですと船底底部から作るのですが、どうしても気になる艦首魚雷ミサイル発射管からいってみます。
ご存知の通り、このキットでは艦首ミサイルのハッチを開閉させるギミックがあるのですが、その操作レバーがハッチの右側の船体表面に飛び出し船体の美観を大きく損なっており、この高額な模型を玩具っぽくしてしまう大きな原因となっています。私はギミックよりも見栄え重視ということで、ギミックのための穴は塞いじゃいます。
とは言いましても、プラバンやパテのような高等なものはウチにないので、キットのランナーを穴に合うような大きさに適当に切り出して、
穴に接着し、瞬間接着剤をパテ代わりにして隙間をうめます。

ヤスリがけして表面をならした後、サーフェイサーを吹いて表面の凸凹やキズを確認し、更にヤスっていきます。
ハッチ開閉&ミサイルが出てくる部分はこんな感じです。開閉レバーをニッパーで大胆にバッサリと切り落とします(これ勇気いるなぁ)。
右が切る前、左が切った後です。
このハッチの開閉ですが、開ける時は実はレバーではなく、人間の手でハッチを奥に押し込んで行う仕組みとなっています。ハッチを開けるとスプリングの力でミサイルの頭が飛び出してきてハッチを開けたまま固定するためのフタとなり、レバーを戻すとミサイルが奥へ引っ込み、別のスプリングの力でハッチが閉じる構造です。
ということはレバーはミサイルの格納だけに使うこととなり、レバーを使わずにミサイルの頭を外から押して引っ込ませれば、見栄えとギミックをある程度両立できるのでは、と思いついたのであります。
ただ、ミサイルのハッチの内側は、ハッチを半開の状態で保持できるようにするためか、写真の下のパーツの様にミサイルの頭を引っ掛ける段差があり、これが全閉する上での妨げとなりますので、写真上パーツの様にヤスリで削って段差を無くします。

そうした結果仮組みした艦首。指で押してハッチをオープンします。
ミサイルの頭を細いペンなどで外から押してハッチをスプリングの力で閉じさせます。
完全に閉まりきって無い部分があって少し調整が必要ですが、なんとか両立できそうです。
サーフェイサーとか吹いたりするのは、子供の時以来で懐かしいなぁ。なんてくらいプラモど素人状態ですので、私の作例を手本にするのは大変危険です(笑)。
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