cELEBRATION
槇原敬之さんのオーケストラとのコラボコンサート「cELEBRATION 2005 ~Heart Beat~」に昨日行ってきました。
オーケストラとのコラボとは言っても、マッキーの名曲が交響曲風にアレンジされてしまって「これマッキーの曲だけど、いつも聴いているのと全然違う~」というものではなく、マッキーの楽曲の雰囲気はそのままに、オーケストラとコーラスが加わってスケール感や迫力、音楽性が増したコンサート、という感じでしょうか。ですのでおカタくならずにノリノリで望めます。
妻がマッキーのライブに相当ハマったらしく、実は今回のツアーに行くのは初回公演に続いて2回目。この2回では曲構成やアンコールの構成が違っていて、ツアーの間でもライブの内容は変化していくものなのね、と感心。
初日は3回あったアンコールも、今回は1回に集約されてました。私の中では、アンコールの回数が多いほどお客さんも演奏家側もものすごく盛り上がった結果だ、という考えがあったので、1回のアンコールはちょっと物足りなく感じましたねぇ。
コンサートは2部構成で、後半はハート・ビートとのサブタイトルの通りノリノリの曲のオンパレードで大盛り上がり。私もカラオケでよく歌い大好きな「SPY」~「どうしようもない僕に天使が降りてきた」のノンストップノドレー形式の部分は個人的に一番盛り上がりました。
そして今日はWOWOWで千秋楽を生中継で見られ、昨日の感動を家で再体験できるとは何とも贅沢。しかし、アンコールの前で放送が終了。これではアノ曲が聴けないではないか~!
コンサートは大満足でぜひ次回も行きたいと思いましたが、帰宅したあと面白い疑問点が浮かびました。
「どうしようもない僕に天使が降りてきた」で、「昔の恋人のくれた目覚まし時計」を使っていたのは、「僕」なのか「彼女」なのか。
私はそれは「彼女」だと何の疑問も持たず思っていたのですが、妻曰くそれは「僕」とのこと。へ?そうなの?????
確かに歌詞をストレートに読んでいくと、「僕」が昔のカノジョにもらった時計をいつまでも使っているので、「彼女」が怒って家を飛び出して壊してしまい、「僕」が「彼女」なだめて家に連れ戻す、と解釈できます。
しかしそれはあまりにストレートすぎ。昔のカレにもらった時計を「彼女」が使っていたことに「僕」が腹をたて、「彼女」はギャクギレで時計を持って家を飛び出す。「彼女」は昔のカレの思い出のつまった時計を自分自身で空に投げて壊し、それを見送る。
「愛を勘違いしないでください」というのは、恋愛というのは、新しい恋人ができたからといって昔の恋人との思い出(つまり時計)は全て捨て去るのではなく、昔の思い出や経験があるからこそ、そこから学びがあって新しい恋愛が素晴らしいものになっていくものなのよ、ということなのかと思っていたのです。
でもやはり「僕」が昔のカノジョの時計を持っていて「彼女」が怒った、というのが素直な解釈なのでしょうね。仮に「彼女」の時計で「彼女」が逆ギレしたのにそれをなだめるために「僕」が部屋の掃除を全部やるというのもあまりに「僕」の立場が弱すぎますし。
マッキーさんご本人も、どちらかの視点で書いたのか、あえてどちらにも解釈できるように書いたのか、そのあたりはどうなのでしょう。でも妻曰く、正解は無くて曲を聴いて感じた通りに解釈すればいいとのこと。まさにその通り。
同じ曲でも感じ方が違うというのも面白いものです。その人の恋愛感や、女性か男性か、ということでも違ってくるのでしょうね。皆さんはどうお考えでしょうか。
ちなみに、我が家では100%夫が掃除機がけ係をやっております(笑)。
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