新旧超弩級戦艦対決
慣れないプラモデルを半年もかけてコツコツ作ってきた真の目的はもちろんこれ。同一スケールのヤマトとアンドロメダを並べることであります(喜)。
超大型新造戦艦という設定のアンドロメダですが、ヤマトの全長265.8mに対してアンドロメダは275mと、実は全長の差はたったの10m。1/350スケールに換算すると、ヤマトが75.94cm、アンドロメダは78.57cmとその差はわずか 2.63cm。ヤマト通信班長相原義一がおっタマげるほどにはアンドロメダは大きくないのです。
遠近感が出てしまっているのでアンドロメダの方が大きく見えますが、紙アンドロメダはほぼ設定通りの全長79cmながら、ヤマトは77cmと反則して 1cm長くなっているので、その差はさらに小さくなっています。アンドロメダは艦首のトンガリ鼻が長い分、船体自体はヤマトの方が長く、私の紙アンドロメダは、重さではもちろんのこと、大きさでもヤマトに圧倒されているという結果となっております(悲)。
とは言え、波動砲発射口の大きさと全幅ではヤマトを圧倒しております。ただし、艦橋内部の広さは、設定に反して圧倒的にヤマトの勝ちです。でもいいんです。紙アンドロメダはデザイン優先ですので(笑)。
波動エンジンのメインノズル、サブノズルの存在感でも、なんとかヤマトを凌駕できているようです。
それにしてもアンドロメダのデザインは洗練されています。両者の竣工時期はたった2年しか違いませんが、ヤマトは第二次世界大戦時の戦艦、アンドロメダは最新鋭のステルス艦、というくらい差を感じます。地球防衛軍司令部参謀が「いまどき煙突ミサイルなんて時代遅れ」と酷評するのもうなづけるところです。
お約束その1。太陽系外周艦隊旗艦として1年の任務を終えて地球へ帰還するヤマトと、地球防衛軍連合艦隊旗艦としてテスト航海のため地球を飛び立つ新造戦艦アンドロメダとのニアミス。お互い、譲るということを知りません。
こうしてプラモデルのヤマトと並べてみると、ペーパークラフト・アンドロメダの弱点が見えてきました。
やはり全てを立体で表現しているプラモデルの質感、立体感は素晴しく、CADやイラレで描いたアンドロメダ表面のモールドや立体物の表現は存在感が薄く感 じられます。発色の素晴しいラッカー系塗料と、カラープリンタで印刷した紙の発色とで比較するには酷な部分もありますが。
とは言え、船体色のグレーや、モールド、陰影の表現などを、もっと存在感あるように描き込めば、ヤマトに負けないアンドロメダになるではないかとも思えます。
そして後は大きさ。やはりアンドロメダはヤマトを圧倒するぐらい大きくないといけません。ということで、公式設定での全長は無視し、アンドロメダは300m(=86cm)級の大戦艦ということにして、紙アンドロメダ10%増量計画を進めたいと思います。
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